新極真会とフルコンタクト空手(極真空手)のオリンピック参加などの国際活動推進において協力関係を結んでいる極真世界連合(KWU)共同議長のユーリ・トルトネフ氏が来日され、5月17日、都内で会食が行われました。
トルトネフ共同議長は、ロシア連邦副首相であり極東連邦管区大統領全権代表という非常に重要な要職に就かれている政治家でいらっしゃいます。今年3月には還暦を迎えられるも、生涯現役として空手修行を怠らない武道家であることは言うまでもありません。この度、先日ソチで行われた日露首脳会談の流れを引き継いで、日露両国の経済関係を推進するべく来日され、公務でご多忙の合間をぬって、当会との会食にご出席していただきました。
会食の席では、フルコンタクト空手のオリンピック参加の可能性と、実現に向けたプロセスの意見交換などを行い、空手の世界振興に向けた継続的な協力を確認致しました。
KWUは極真館やIFK、KWFなどの極真空手を根幹に据えた国際連合であり、複数の共同議長によって組織運営されています。昨年10月にはロシア・ハバロフスクで世界大会が開催され、当会も初参加を果たしました。一方、新極真会が主催する第11回世界大会にもKWUから強豪選手が出場するなど、競技交流も盛んになってまいりました。ますます広がり、ますます強固になるフルコンタクト空手の国際協力に大同団結の夢が広がる会食でした。
お忙しい中、公務の合間をぬって会食にお越しいただいたユーリ・トルトネフ共同議長、またスヴォロフ事務局長に心から感謝を申し上げます。ありがとうございました。